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「神代姫桜」製作裏話 ~人物編~ 其の弐

...2009/09/11 09:43...

またしても更新が遅れてしまいスミマセン!
自宅じゃないと画像の加工ができないのが痛いですorz
あと書いてるとどんどん長文になっていくのも色々な意味で痛いですねw

さて人物編第2弾は神代姫桜の「主人公」、イワナガ姫さんです。



日本神話に於いてイワナガヒメはコノハナサクヤヒメの姉にして
長寿の命を司る女神とされております。
また絶世の美貌を誇る妹のサクヤヒメに対して
容姿が醜かったと断じられております。
普通、とか味のある顔、とか
曖昧にお茶を濁した言葉でなくバッチリと断じられております。
これはnick-9個人の推測なのですが

パパ似だったんじゃないでしょうか

・・・いやなんとなくですが。
あと姉妹の母親は美人な気がしますw
これもきっと後世に発掘される書物が明らかにry

さて、サクヤヒメと共にニニギの元に嫁ぐも、その容姿のため返還され
そのため後の子孫である**(←自粛)ひいては人間たちの寿命が
短く儚いものになってしまったというエピソードはわりかし有名ですが
イワナガヒメに関してはそういう経緯からかネガティブな説話が多いんですよね。
以前の日記でも触れたことがありますが
先程の寿命の話にしましても朝廷編纂の正史
(当時の政権が公式と定めた歴史書のことです)である
日本書紀に記された異説に拠れば
ニニギが軽はずみな理由でイワナガヒメを拒絶したため子孫の寿命が短くなった
ではなく
ニニギに捨てられたイワナガヒメが呪いをかけたため子孫の寿命が短くなった
と、責任を転嫁するような形の記述にすり替えられております。
政治の世界というのはいつの世でも汚いものですね。
またイワナガヒメを祀る、静岡県の雲見浅間神社を代表とする伊豆地方には
富士山の祭神がコノハナサクヤヒメであることから派生したと思われる
姉妹山のエピソードが各所に点在しています。
美しい妹、富士山に対しての自分を恥じた醜い姉山
(先述の雲見浅間神社のある烏帽子山、下田富士等が「姉山」を自称していますw)は
他の山の陰に隠れどんどん小さくなり、
一方で妹はそんな姉を心配して様子を見ようとしたため
背が伸びて伸びて日本一の高さにまでなったという
ほほえましいんだか悲惨なんだかイマイチわからない話です。
そのため、それらの山や属する地方に於いては

この地で富士山を褒めると祟られる

という言い伝えがあるくらいなのでゴメンやっぱり全然ほほえましくないですね。
ちなみにこのエピソードを効果的に盛り込んだ作品、
もとい私nick-9がその知識を得るキッカケになった作品が
一部オタクに絶大な支持層を持つ京極夏彦の著書、
絡新婦の理」及び「塗仏の宴」です。
宇宙一ぶ厚いラノベ(笑)と称される「京極堂シリーズ」は、
まあ今更自分ごときがオススメしなくても充分な知名度がありますし
手放しで褒めたりすると安易とかミーハーとか中二病とか云われそうですが
それでも矢張り面白いものは面白いので敢えて挙げさせていただきました。
あっでも「陰摩羅鬼の瑕」から先は読まなくてもいいや。
あくまで個人評ですが・・・先生新作まだですか?

さて、大いに脱線しましたが
サクヤヒメとは別の意味で・・・というか
間違いなく圧倒的に冷遇されているイワナガヒメを
「神代姫桜」では敢えてメインに据えております。
物語は基本的には俯瞰の視点で進行しますが、
心理描写などはイワナガ姫が中心なんですね。
絶世の美少女よりコンプレックス少女の方が書いてて感情移入しやすかった
というのはあるかもしれませんw
作中のイワナガ姫は温厚で地味で妹LOVEな気持ちを秘めた
お姉さんキャラなわけですが
わりかしイメージしやすい記号が多いため、
デザインに関してはほぼすんなり決まった気がします。第一稿はこちら。

第一稿

いわゆる和装のお姫様です。ただしこれでは少々没個性であるという点、
それからサクヤ姫との対比を際立たせようという点から
衣装の色や図柄によって個性を強調しようということになりました。

決定稿

まず着物の花柄をやめ(「花」はサクヤの個性であるため)
色彩を苔生した岩のイメージであるところの緑とグレーに変更。
絵柄も無機的な、石垣を髣髴とさせるような四角い図形に換わりました。
地味さを増しつつ個性は強調するという、ともすればアンビバレンツな注文に対して
おにねこ嬢のセンスが光る仕事であったと内輪褒めしておきますw
そしてここで、原典のイワナガヒメの重要な個性、
「醜い」に対して説得力を与えるパーツ
顔にキズをつける事を思いつくのでした。
それは同時に、傷を負うにいたった理由などを考える作業の始まりでもあり
この時点ではまだ漠然としていたストーリーの細部が
確かな輪郭を持つに至ったのです。
な、長かった・・・


~人物編~其の参・「その他の登場人物」に続きます。
 
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